パンク修理に思う

mikawakinta632009-06-30


きょうで1年ももう半分終わった。終日ぐずついた典型的な梅雨の一日。雨のやみ間には畑の草取りに最適と尻を叩かれ仕方なしに畑に出かける。


おとといの日曜に家庭菜園の全員約40名で一斉草刈りをした。3台ある一輪車がフル稼働。1台がパンクした。みなさんの世話役をしている役目上、自転車屋に問い合わせした。パンク修理代900円とのこと。店のおやじさん、新品のタイヤを買った方が安上がりだよ。ホームセンターに問い合わせしたらタイヤ1本798円とのこと。ノーパンクタイヤでも1298円とのこと。


これをどう考えたらいいだろうか?子供の頃からモノを大切に使うことを教えられてきた我らの世代には、タイヤがパンクしたら修理して使うのはあたりまえのことだった。ところが、修理するより新品のタイヤを買った方が安上がり。やっぱり新品を買う。 


明治生まれの気骨のある人なら、新品を買うよりたとえ高くついても修理して使えと言うだろう。昭和生まれはそこまでは言わないが、何か合点がいかない。電化製品でもこういうケースが多々あるだろうが、専門的な技術の必要なものは仕方ないとあきらめがつく。 パンク修理くらいだとあきらめがつかないのだ。


人件費の高い日本へ、人件費の安い国の製品がどんどん入ってくる。「消費は美徳だ」に踊らされて使い捨てが当たり前になってしまった。食料も外国頼みになってしまった。外国に災害が起きたり、戦争が起こって輸入品が途絶えたらわれわれは干上がってしまう。



<きょうの一枚>  もう栗のイガが  三好丘  6月30日

ついこの間まで白い花が咲いて独特の臭いを放っていたかと思ったらもうイガの姿になってきた。