緑化センターの環境演出

昨夜来の雨も午前中に上がり午後は夏の日差し。グラウンドゴルフも1時間遅れのスタートで決行。


きのうの緑化センターの季節の花めぐりでこんなことに気づいた。緑化センターで咲いている花と自宅の庭やウォーキングの途中で見かける花では同じ花でも緑化センターのものは何か特別のものように見えることさえある。同行のカミさんに珍しい花だなぁ〜と語りかけると、この花ウチにもあるよと云われたことが二度三度。きのうアップしたギボウシもウチにあるが緑化センターで見るのは同じものとはなかなか思い難い。そんな花たちをピックアップ。


 
  ヒメオウギズイセン             ヘトロカリス


■ ヒメオウギズイセン

普段農家の庭先や畑で半分野生化したものを見かけるが進んでカメラを向けるような気にはならない。緑化センターのロックガーデンに咲いていると自然とカメラが向いてゆく。


■ ヘトロカリス

桜公園の土手に咲いているノカンゾウの品種改良種。丘の木立の中で咲いていると何だか上品に見える。


  
  コムラサキ                  ヒベリカムシナム

  自宅のヒベリカム (6月9日)


■ コムラサキ

秋に小さい紫色の実をつける。庭木として植えられるのはコムラサキでこれを「ムラサキシキブ」と呼ぶことが多いそうだ。

■ ヒベリカムシナム

金糸梅によく似ている。5月の末頃から6月にかけて黄色い花が咲き今では赤い実がたくさんなっているヒベリカムがウチにある。名前からすると同系統のようで花が似ている。


人がすがすがしい風の渡る緑陰でホトトギスのさえずりを耳にしながら観賞する花と都会の雑踏の中で眺める花では同じ花でも天と地ほど感じ方の差があるだろう。緑化センターはそんな環境を演出している。