伊吹山

きょうから9月。悠学カレッジの秋冬講座も始まった。「ふるさとの自然」講座は伊吹山へ。絶好の天気に恵まれた。標高1300mの山頂付近に吹き渡る風は実に心地よい。


この講座で伊吹山は2度目だが、今年のハイライトはともにキンポウゲ科の花、サラシナショウマトリカブトだろう。 前回のときはシモツケソウが満開でピンクに染まっていたが、今年はもう花が終わっていた。

      
       西遊歩道 山腹を白く染めているサラシナショウマ

 
            林立するサラシナショウマとその花穂 

長さが20〜30cmで太くて長い花穂が林立して山腹を白く染めている。この花穂、一升びんを洗うブラシに似ている。


      

      

サラシナショウマの白に対してトリカブトの青紫の色も鮮やかだ。名前の通り兜のような形をした美しい花だ。
根に毒を持っていて、保険金殺人の手段として使われ一躍有名になった花だ。


前回訪れた時よりも花の種類も多く、まさに「百花繚乱」の感。その他の花は次の機会にアップするとしてきょうはハイライトのみ。山頂付近の清涼感がアップできなくて残念だ。