認知症
夜中から明け方にかけて降った雨で庭や畑が幾分なりとも潤ってやれやれ。夏休みだったグラウンドゴルフも今日から再開。暑い日照りもなく、20数人のメンバーの顔はいきいきとしている。
ひだまり喫茶の常連で4年ほど前にリタイヤーしたSさん、認知症の人やその家族を地域であたたかく見守る認知症サポーターを多数養成して日本一の認知症サポーターの町にしようと熱心に動き回っている。それに対して地域では身近な問題でもないと案外冷ややかだった。
そのSさんの心配を尻目に、近所で事件が起きてしまった。先週の金曜日に77歳のご婦人が散歩に出かけたまま行方不明になってしまった。警察・消防・近親者で捜したが見つからなかった。きのうは行政区で地域の人たちに呼びかけ午前・午後2回に分けて延べ70〜80人が捜索に当たったが見つからなかった。もちろん、自分も参加した。
この問題、他人事でなくいつか自分や家族がそうなるかもしれない「自分たちの問題」として捉えることの重大さを身近に起きた事件で目を覚まされた思いだ。
今の伊吹山、広範囲にわたって群生するサラシナショウマの白に対してトリカブト、このルリトラノオ、リンドウの青紫がところどころに群生して鮮やかで良く目立つ。