雑感

mikawakinta632009-10-23


気持ちのよい秋晴れの一日。最近虫の音もかなり減ったと思ったら、きょう23日は二十四節気のひとつ「霜降そうこう)」。各地で朝霜をみる季節になる。秋も一段と深まり寒冷を覚える頃となる。


三好丘のバス通りのナンキンハゼの木も風の通りのよい場所では少しずつ色づき始めている。そうこうしているうちに11月に入り、7日は立冬。冬の足音が少しずつ忍び寄ってきている。


中国の故事に「隗(かい)より始めよ」というのがある。手近なものから始めよ と言う意味だ。新政権になって税金のムダ使いをなくすために「必殺仕分け人」が来年度予算に盛り込まれた国家事業の査定作業をオープンで始めることになったらしい。結構なことだ。


庶民感覚からするとそれも確かに結構なことだけど、まず手近な衆参合わせて722人もいる国会議員の数を減らし、1日か2日在籍しただけでも1ヶ月分の給料がもらえるような制度を改めることから始めてもらたいものだ。ネットで調べたら日本より人口の多いアメリカでは535人だ。(英仏は日本より人口が少なくて日本より国会議員の数が多いようだが・・)


国会議員が自らの身を切るようなことを率先して行なえば庶民は文句が言えない。「隗より始めよ」だ。



<きょうの一枚> 今年も柿の山  三好丘  10月23日

丘陵地の柿畑。大半が税金対策でただ作っているだけカラスのエサの柿。出荷している柿畑では色や形のよくないものが、このようにして捨てられている。そうこうしているうちに散歩で通りがかる人たちがきれいに片つけてくれる。