ホトケノザ

あすが節分と言うのに冬に逆戻りしたような肌寒い一日。東京では雪が降ったようだ。きのうの中日朝刊「くらし歳時記」にホトケノザが載っていた。普段、気にも留めない小さな花も近づいてみるとユーモラスな表情をしていると写真も出ていた。


けさのウォーキングで家庭菜園に立ち寄りそのホトケノザを観察。通路は春が近づくといち早く花開くホトケノザタンポポで賑やかだ。

         

     

なるほど、庭や畑の厄介者のホトケノザの花も近づいてじっくり見ると憎めない、愛らしい表情している。上の写真で見ると花が生き物の目や口のように愛らしく映る。くらし歳時記の作者の言を借りれば、「人を元気づけるために神様が用意してくれたプレゼントのように思える」


このホトケノザはシソ科で同名の春の七草とは別物。春の七草ホトケノザはキク科で正式名はコオニタビラ。
この厄介者が、えらそうに仏様の座に座り、おまけに春の七草にランクインまでしやがってと憎しみさえ覚えていたが、花のこの表情をみたら憎めなくなった。