雨の松平・足助

終日”花散らし”の雨。こんな天気の中、老人クラブの日帰りバスツアー。行き先は松平の高月院、松平東照宮と足助の町並散策。３９名が参加。いづれも行ったことのある場所ばかりだが桜の季節には初めて。写真コンテスト用の傑作が撮れることを期待していたが生憎の”花散らし”の雨で当てが外れた。

松平氏の菩提寺高月院や家康を合祀した東照宮はほとんどが葉桜。前回訪れた時は高月院住職自らのガイドだったがきょうはボランティアガイドさんの案内で見学。

　
唯一咲いていた高月院山門前の桜　　　奇妙な取り合わせ水芭蕉と花筏・・・高月院

足助の町並はボランティアガイドさんの案内で雨の中を散策。中馬のひな祭りなどに来てただ何となく散策していた。きょうは町の歴史から由緒ある建物の説明などを聞いての散策でやはり深みがある。町中から南の方を眺めると先月の中旬にかたくりの花を見に来た飯盛山がある。この山の桜は高い山だからだろうかまだ持ちこたえている。新緑が雨に洗われて一層鮮やかに見える。

　　　　　　　　　

高月山にしても足助にしても、そして先週行った陶磁資料館にしてもボランティアガイドさんの説明を受けた。世のため、人のために役立とうという人がこんなにも多くなったことは日本も見捨てたものではないと言えるだろう。

＜きょうの一枚＞　　足助マンリン小路　　４月１２日

旧街道から北側の山に向かって左側にある家の名前をとって南北に貫く小路が何本もある。この小路は両側に白壁の家が建ち、ふたりが並んでやっと通れるような小路。旧街道からの入り口にマンリン書店という本屋があるのでこの名前。