シンプル イズ ベスト

４月も半ばというのに寒い朝。グラウンドゴルフは真冬の服装で参加。公民館の掃除当番。玄関先の桜の大木もすっかり葉桜になった。一面に散り敷いた落花の掃除に「行く春」を感じる。

きのうのテレビのニュースで３Ｄテレビが日・米・韓・台湾で開発、発売されたと報じていた。科学技術が進むことは結構なことだが、果たしてテレビを立体画像で見ることに飛びつく人間がどれほどいるだろうか？そんなことに世界の家電メーカーが競い合っていることが奇異に感じられる。

携帯電話然り、デジカメ然り、これでもか、これでもかと様々な機能を持たせている。そして、分厚いマニュアル。
世界の技術者達が己の技術に酔って特に必要のない機能まで開発することに一生懸命になっているのではないだろうか？

老人向けの携帯電話がヒットしたように、メカオンチがどんどん増えている昨今、シンプルな機能の製品をもっと開発すべきでないだろうか？　蕎麦は水そば、うどんは釜揚げの素うどん、「シンプル　イズ　ベスト」なのだ。

＜きょうの一枚＞　ジャーマンアイリス　　４月１５日　　自宅

寒い、寒いと言いながらも、今年もジャーマンアイリスが咲きはじめた。毎年のことであるが、４月に白、５月上旬に赤紫、５月中旬過ぎに黄色が咲く。別名ドイツあやめ。あやめといってもこれは乾いた土に生える。