己の欲せざるところ 人に施す勿れ

雨上がりの朝、頬をなでる風が実に心地よい初夏の陽気。それもそのはず、東海各地で今年はじめての夏日。農家の庭先の「藤」がちらほら咲き出し、庭のツツジもちらほら。いっきに「春深しから初夏」の感じが増したきょうの天気だ。

鳩山内閣の命取りともなりかねない「普天間問題」。きのうのニュースでは、徳之島３町長が平野官房長官との会談を拒否したとのことだ。内閣の番頭さんから声が掛かったというのに拒否するとはなんと失礼千万なことだ。一方では、内閣のトップに威厳がないからナメられている。とも感じた。

新聞をよく読んで行くと真相が分かった。３月末、３町長が上京した際面会した平野官房長官は「徳之島などと一言も言ったこともない。」とケンもほろろな態度だったらしい。今になって会談を呼びかけても「不誠実な方には会いたくない」と
町長達は門前払い。

冷静に考えたら、国の一大事の時に何をしている、どっちもどっちだ。ここは上席者たる官房長官は論語を勉強してもらいたい。「己の欲せざるところ　人に施す勿れ」自分が好まないことは、きっと他人も好まないことであるから、他人に向かって実行してはいけない。

あすから５月３日まで日記はお休み。

＜きょうの一枚＞　ぼたん　４月２１日　自宅

去年までは地植えの牡丹が毎年咲いていた。去年の日記をみるとちょうどこの日４月２１日に７輪咲いた。今年は肥料をやってないためかさっぱり咲かない。隣の家から嫁入りしてきた鉢植えに２輪咲いた。