「小満」「不満」

きのうは二十四節気の一つ「小満」、秋に蒔いた麦などに穂がつくころでほっと一安心(すこし満足)すると言う意味で、夏の陽気が次第に満ちてゆく頃。ということらしいが現実には次第に夏の陽気が満ちてくるどころか一気に夏がきた感じの今年初の真夏日


悠学カレッジ「すてきな午後の美術館散策」は徳川美術館。特別展は「王者の華 牡丹」だった。徳川園内の牡丹は既に終わっており残念だった。この美術館を訪れるのは3回目だが、今回はボランティアガイドさんが事前のレクチャーと各展示室のガイドをしてくれたおかげで展示品の理解を深めることができて有意義だった。

 
     徳川美術館               徳川美術館の門


特別展の「王者の華 牡丹」、これだけの作品をよく集めたものだと感心させられる。百花の王と云われる牡丹、中国、日本をはじめとする東洋で古くから愛好されていたようだ。その牡丹をモチーフにした古くからの絵画、陶磁器、蒔絵、染色品が展示されている。撮影禁止なので瞼に焼き付けてきた。ブログにアップできないのが残念だ。

 
      ウチの牡丹          土佐光起  牡丹に猫  (ネットより) 


楊貴妃の時代に描かれている牡丹も、ついこの間までウチに咲いていた牡丹も素人目にはまったく同じだ。普通は品種改良がされるものだがさすが王者、いいものは不変ということか?と感心。


小満」の日に徳川美術館に文字通り満足して帰宅したがそこから「不満」がはじまった。ブログのカキコを始めたところで、展示作品の牡丹とウチに咲いていたそれと写真で比較してみたいのにどうして撮影禁止だろうかと不満がつのる。あのルーブル美術館でも大英博物館でもストロボ撮影しなければOKだった。神経過敏になりすぎていないだろうか?


そんな不満を抱えてブログのカキコをしている時、なぜか突然マウスのポインターが動かなくなり強制終了したりして悪戦苦闘をしたがダメ。結局、きのうはブログのアップを諦め、パソコンに休養を与えてきょう復旧した。きのうは、はじめ「小満」後「不満」の一日だった。