ゴミ屋敷

長い間続いた晴天も今日辺りが潮目でどうも下り坂のようだ。グラウンドゴルフをしていても蒸し暑くそろそろ入梅の気配のようだ。


ゴミ屋敷はテレビのワイドーショーで見るものだと思っていた。ところが、きのうひょんなきっかけで現実を目の当たりにした。三好に越してくる前に住んでいた豊田の保見団地に用があって訪れた。以前の住まいから距離にして3百mくらいの所にあった。

数年前からはじまり、妻子も逃げ出したそうだ。市当局が中に入っていったんは片付けられたが再び始まったそうだ。
この屋敷の隣の家は子供さんがウチの娘と同級生で以前には付き合いのあったお宅だったとカミさんが云っていた。
ゴミ屋敷の向かいは公園で、この写真は公園から撮ったもの。異臭はするし、野良猫がうろうろしていて不気味な感じだ。

ゴミ屋敷があることによって悪臭、ハエ、蚊、ゴキブリなどの害虫の大量発生など衛生面での問題、道路の占拠、景観の破壊など様々な問題がきっと起きているはずだ。


ゴミ屋敷を根本的に解決するためには、屋敷そのものを片付けてもこのゴミ屋敷がそうであるように何度もの繰り返しになるだけだろう。そこに住む人の中身を変えることが必要ではないだろうか。困りごとが出来たら何でも行政に持ってゆくと言うのではなく、困りごとが起きないように家族、地域社会が支えあい、連携することが大切なことだと思う。