夏木立

久しぶりの朝からの青空。グラウンドゴルフのグランドに吹く風はひんやりとして実に心地よい。青葉したたる夏木立の中、すがすがしい高原の涼しさの中での梅雨の中休みと言った感じだ。


青葉したたる夏木立もつぶさに観察すると春先に咲いた花から着実に結実していることが窺われる。きょうのウォーキング、夏木立の中の樹木の実を観察。

 
     ヤマモモ                  クルミ

去年の9月に開通したあざぶの丘の前を通る県道の街路樹がヤマモモ。樹高2〜3m、茂った青葉の中で飴玉くらいの大きさで真紅の実が鈴なりだ。鳥にまだ知れ渡っていないのか、それとも鳥がもう少し熟すまで待っているのか300〜400mくらいの間鈴なりの赤い実の街路樹が続いている。


豊田市境沿いに雑木林が続いている。その中に樹高5m以上はあるクルミの大木が3本ある。今年もゴルフボール大の実が重なり合っている。秋になると地面にポタポタと落ちる。皮を割るとあの梅干の種のような形をしたクルミが姿を現す。


 


ウチの庭に目を転じると、去年も30数個なったカリンがゴルフボールをひとまわり大きくしたくらいの大きさに生長している。つい1ヶ月くらい前まで白い花を咲かせ芳香を漂わせていたハッサクも飴玉くらいの大きさの実になっている。

 

雑木林のクルミの木の近くにあるリンゴの木。これも確か1ヶ月くらい前に花が咲いていた。樹高が3mほどあるから園芸種のものではないだろう。食用としたら実が小さい。これから大きくなるだろうか?


夏木立は5月には風にそよぎ、6月にはうっそうと茂り、7月には深い影を落とし緑陰となって安らぎの場所となってくれる。そして秋に向かって着実に結実するべく営みを続ける。