蜜の味

きょうも終日断続的に降る雨。日曜日から4日間も続いている。冷めたコーヒーをすすりながら、つれづれなるままに、ひぐらしパソコンにむかひて、心の移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、これぞ至福のときだらう。

 家庭菜園土手のカンナ


ガキ仲間のブログ。子供の時から家が隣同士で小学校から大学まで同じだった友人が作家稼業をしている友人からこんなメールがきた。みなさんなら、どういう返信メールをするか?とのカキコ。


「50年間、人生の喜びと悲しみを共にしてきた彼女と、調停や裁判の世話になることなしに6月3日、きっぱり別れました。
嫌いで別れたわけではなく、むしろ深く愛していたにもかかわらず別れただけに、苦しみは想像以上で仕事は全く手につかず、毎日虚脱状態で過ごしています。彼女の名前ですか。田芭子です。田芭子と別れて改めて分かりましたが、老生のしょうもない小説の99%は田芭子が書かせてくれたものです。(後略)」


自分だったら、こう返信するとカキコ。
「小生も3年ほど前に別れました。しかし、別れた後は貴兄ほどストイックな生き方はしておりません。 パーティーに出席した折に あちらの多葉子、こちらのケム子、はたまた碧眼のシガーなどつまみ食いをしています。

つまみ食いは蜜の味です。あまり深刻にならず、たまには蜜の味を味わってください。。貴兄は年金生活者と違ってつまみ食いも取材経費で落とせるからいいじゃないですか。」