オクラと花オクラ

きのうに続ききょうも早朝の降雨。ウォーキングも傘持参。午前中は曇天で時折雨。午後から晴れ。きょうも、どうやら猛暑日からは免れたようだ。だが、名古屋は暑い。ひょっとすると、ドラゴンズとグランパスのW優勝が実現するかも。いま、名古屋の野球とサッカーは目が放せない。


目が放せないといえば、来月14日の民主党代表選を控えて民主党内の動きもそうだ。きのう鳩山前首相のグループが開いた軽井沢での研修会はさながら小沢氏の決断を求める決起大会の様相だ。日本が世界から取り残されかかっているときに、政党内で権力闘争なんかやってる場合か?といいたくなる。政治と金の問題について国民に説明責任を果たしていない人が、一国のトップになるべきでないし、1年に3人も国のトップが替わっていたら世界の笑いものになるだけだ。


政治家は同じ主義主張を持つ者で結党して、みんなで選んだリーダーの下で役割分担をして党を動かすのが理想だろう。ところが、政治家は「オレが、オレが」と目立ちたがり屋の集団でもあるから権力闘争が起きる。

 
  花オクラ 8月20日       オクラ 8月20日
                

その点、植物の世界では無駄な権力闘争などしなくても、うまく「すみわけ」ができている。けさのウォーキングの途中で見た”花オクラ”と家庭菜園にある”オクラ”。どちらもアオイ科トロロアオイ属。いわば、同じ政党だ。”花オクラ”は花びらそのものが食用。実はまずくて食べない。”オクラ”は実を食べ、花は食べない。どちらも自らの職分をわきまえて「オレが、オレが」などとはやらないから秩序が保たれている。政治家より植物の方が「消費者目線」にたっている。