ビギナー相談室

毎年思うことだが、高校野球が終わると夏の終わりを感じる。きょうは、その高校野球の決勝戦。早朝の曇りがちな天気の中でのウォーキング。時折雲間から日が差すと夏を感じるが、気のせいか吹く風に秋を感じる。


「秋来ぬと目にはさやかにみえねども風の音にぞおどろかれぬる」 藤原 敏行


この歌のことを思い出しながら、どこかに眼に耳に感じる秋があるとウォッチング。
ある、ある。「灯台下暗し」ウチの早稲の柿がもう色づいていた。丘陵地の栗畑、早いところでは緑色の栗のイガが色づいている。

 

天気予報では来週も猛暑日が幾日も続くと言っているが、そこかしこに近づく秋が感じられる。


最近、パソコン、カメラ、携帯電話と立て続けに故障やらわからないことが起きて、「お客様相談室」やら「カスタマーセンター」に問い合わせをした。どこのセンターも音声ガイドでこの場合は何番、あの場合は何番を押せと指示される。指定された番号を押すとまたこの場合、あの場合・・・。指示する際に専門用語も出てくる。パソコンの場合など、やっとたどり着くと相談は有料です。こんなことならとあきらめてしまった。


前期高齢者の自分でさえ、このていたらく。IT機器はますます複雑多機能化して行くだろう。メカに疎い年寄りはますます増えてゆく。メーカーさんもビギナー専用相談室みたいなものを設けてもらいたい。