初冬風景

冷蔵庫の中のような冷たい空気、真っ白になった雑草地を脇目に歩いたきのう朝と比べると、けさは穏やかな朝。午前中は薄日も差し風もない。丘陵地の稜線では冬の風物詩「切干大根」づくりが始まった。50m以上の長さの干し場。最盛期には2列にも3列にもなる。

 

  12/10 朝の霜                 切干大根


冬至まで10日余り。冬至の”ゆず湯”に間に合わせるかのように、丘陵地のあちこちでゆずが鈴なりになって待機中だ。工場用地として造成され手付かずのだだっ広い空き地。その片隅に樹高10m近いケヤキの木。開拓で入植された人達のシンボル的存在で残されたものだろう。”腐っても鯛”同様”枯れても欅”存在感がある。

 

     ゆず                   枯れ欅

以上、三好丘初冬風景。

● 1年の世相を漢字1字で表す今年の漢字が発表された。なんとも意外性のない「暑」。もっと、捻ったものだと思っていたのに。マスコミも大体そんな評価をしている。


初対面の人との話は「まず天気の話から」とよく言われる。なんとも面白味のない、当たり障りのない話だ。今年の漢字もこれに落ち着いたということか。おそらく、秋から投票を開始しただろうから、今年の夏の暑さの方が頼りなく迷走する政権よりインパクトがあったということだろう。