冬枯れの中で咲く花

相変わらずの冬型気圧配置。中部地方の週間天気予報がテレビに映し出されると1週間毎日東海3県はお日様マークばかり、北陸3県は雪だるまマークばかりでくっきりと色分け。毎年今頃の時期になると天気予報を見るたびに名古屋に戻ってよかったと食卓の話題になる。それというのも、昭和40年代後半に当時住んでいた金沢に骨を埋めるつもりで土地を買っていたが社命により三河に住むことになり今に至っているからである。


 1/21 三好丘の農家にて
葉はヒイラギに似ていて実はナンテンに似ているところからネーミングらしい。



冬枯れの庭の樹木の中で彩りのあるものといえば山茶花、寒ボケくらいだ。紅梅、白梅はまだ早い。本来なら3月の初め頃に咲くロウバイを先日も農家の庭先で姿をみかけた。きょうは、これも2月の終わりから3月初めに咲くヒイラギナンテンの黄色い花がもう咲いていた。いづれも黄色の花。まさか、自然界からのイエローカードではないだろう。品種にもよるだろう。



冬枯れの野に薄緑のフキノトウをみつけたような話もある。卓球の全日本選手権・女子シングルスでともに10歳の小学4年生伊藤選手と平野選手が最年少勝利の記録を塗り替えた。ともに2回戦以降に敗退したが、五輪に3回も4回も出場できるだろう。「さん」よりも「ちゃん」の似合いそうな二人の、あどけない笑顔をテレビのニュースで見た。