除雪対策

きのうに引き続き春のポカポカ陽気。おかげで、農作業にも精が出る。このところの2,3日のような春先の穏やかな天気をかつて住んでいた石川県の加賀地方では「うまい日になった」と言う。雪に閉ざされた冬から解放された実感のこもった表現だ。


 2/22
柿の木に巻きついて延びていたツルウメモドキ、12月の初めに採ってきた。花瓶に活けて日当たりのよい出窓に置いていたら新芽が出て青々とした葉っぱが出てきた。春だなぁ〜。


雪といえば日本海側各地は記録的な大雪で、雪の重みによる家屋の倒壊や除雪作業中の事故などが相次いだ。特に高齢化が進む地域では人手不足が事態を深刻化させている。それに対して対策はないだろうか?あると思う。


金沢にいた40年前に、既に幹線道路は融雪装置が設置されていた。大きな交差点ではロードヒーティングもしていた。あれから40年、技術も進歩しただろう。高齢者だけが住む住宅の屋根に融雪装置を設置する費用の補助金を行政が手当てすることくらい出来ないだろうか? お相撲さんのボランティア除雪頼みではあまりにも能がない。


新聞に出ていた。スノーモービルはナンバープレートや方向指示器がないため道路を走ることはできない。しかし、国交省警察庁が協議して豪雪で道路が通行止めになった際の復旧作業や情報収集のためにスノーモービルを例外的に道路で走行出来ることとしたそうだ。こういう柔軟な発想があったら高齢化が進む地域での除雪対策も進むのではないだろうか。