神仏を超越した何かが・・・

「陽射しは春、風は冬」を感じさせる冷たい北風の吹く一日。早朝6時、ひだまり喫茶の設営準備のために公民館へ赴く。真冬の朝を思わせる肌を刺すような外気に眠気も覚める思い。日が高くなり、家庭菜園の中を通ると満開で春爛漫を謳歌していたかのようなサクランボは散ってしまい見るも無残な姿に。畑の中では地味ではあるが可憐なイチゴの花が随所で見られた。来月の終わりから5月にかけて赤い実ができるが、果たして人の口に入るのはどれくらいだろか?覆いをしてないと、大半は例年通り鳥のエサになるだろう。


● 二人のご夫人がチャイムを鳴らして門前で今の国難を神が救ってくれると語り冊子を置いていった。2001年9月11日、米同時多発テロは米国の国難。2011年3月11日、東日本大地震は日本の国難。11日という日に何か因縁めいたものを感じる。 


1995年1月17日午前5時46分、阪神淡路大震災。2011年3月11日午後2時46分東日本大地震。ふたつの大地震はいずれも発生時分が46分。これも何かの因縁を感じる。神でも手の届かぬ神仏を超越した何かがあるのではとさえ思える。