サンマータイム

三寒四温も”温”の領域に入ったようで各地で桜の開花宣言のようだ。けさのウォーキング、四つ池の桜をウォッチ。池の周囲は冷たい風を受けるためだろう。まだ蕾かたし。池から離れた道路沿いの木はほころび始め。

3/29 ほころび始めの四つ池の桜
                 


桜咲く4月、入学式や入社式。日本人は花盛りの桜のもとで新しい人生のスタートを切る。戦後最大の国難に遭遇している我が国、花盛りの桜のもとで復興のスタートを切ってほしいものだ。ある学者が言っていた。3・11を境に「戦後」は終わり、「災後」がはじまる。政治の姿も、経済の仕組みも、暮らしも一変せざるを得ない。これは、覚悟しなければならない。原発危機が終息に向かうかどうかは予断を許さず、1万人を超す不明者の安否も分かっていない。厳密には「災後」の手前、「災中」にあるかもしれないが・・・・。


終戦直後占領軍のもとで夏時間が導入されていた。子どもの頃、わけもわからず「サンマータイム」とか「さんま時間」といっていた記憶がある。このサマータイム石油ショック以来導入の是非が論議されてはいつにまにか消えて来た。それほど切羽詰っていなかったということだろう。しかし、今度は違う。夏の電力危機対策のひとつとして大きな目玉だ。「災中」と「災後」と並行して進めなければこの国難は乗り切れないだろう。