「欧州」に酔って記憶混乱
今回のツアーはチェコ・プラハで2泊、オーストリア・ザルツブルグで2泊、グラーツ1泊、ウィーン1泊 ハンガリー・ブダペスト2泊(スロヴァキアは立寄りだけ)の行程。同行者16名で内男性は4名だけ。通りすがりの旅行者として見たこと、感じたことを色々な切り口で綴ってみた。
● その1 「欧州」という名に酔って記憶がごちゃ混ぜに
訪れた中欧の各都市は重厚な建築物、歴史を感じさせる街の佇まい、あふれる音楽に芸術の薫り・・・。にわか欧州かぶれの旅行者としては充分満足できた。ただ、”にわか・・・”だけに今思い返してみると、あっちの街もこっちの街もごちゃ混ぜになってなかなか整理が付かないのが実情だ。ちょうど外国人が木曽川・犬山城と犬山の街並みも長良川・郡上八幡城とその街並みもごちゃ混ぜの記憶となるように。
チェスキークルムロフ城 (プラハの南 オーストリアとの国境の町) 同市街地風景
どの都市とも共通して言えることは大通りから一歩入ると石畳の道路が多いことと路上駐車が当たり前になっていること。ウィーンなどはロータリー式の交差点が多い。
ウィーン ハプスブルグ家王宮 ウィーン ケルトナー通
ザルツブルグ ミラベル庭園からホーエンザルツブルグ城 同市街地風景
欧州、特に中欧を訪れるとどの国に行ってもハプスブルグ家抜きでは歴史が語られない。中世から近世にかけて650年に渡って君臨している間にウィーンなどでは建築、美術、音楽が発展し華開いた。今となって遅いが、高校時代世界史の勉強をもっとしておけば興味のわく事が多かっただろう。社会の受験科目を日本史にしたため、世界史はまったく勉強しなかった。