日本一住みよい都市に汚点

いっきに初夏が訪れたような緑の風が吹き渡るすがすがしい天気。半袖姿の人たちが目立つ季節になった。気持ちのよい天気に誘われて普段とは違ったコースのウォーキング。テニスコート一面が取れるほどの広さの雑草地が全面薄紫のマツバウンランに覆われている。思わず足を止めて暫し見とれた。

 



丘陵地の畑でこんな看板が目に入った。何とも情けない気分だ。東日本大震災の目を覆うような悲劇の中にあっても取り乱さない様子や困難の中、互いに助け合う姿を日本人の美徳として外国のマスメディアに報道されていた。こうした状況下で、ほかの国なら起こりうる混乱や暴力、略奪などがないことに外国人には驚きの眼で見られていたことは我々の誇りでもある。

ところが、地元も地元わが町内の畑にこんな看板が立てられようとは・・・。日本一住みよい都市に大きな汚点だ。