世界遺産ー1
中欧旅行では4ヶ国10箇所の世界遺産を見学した。悠久のときを超えて今なお人々を魅了し続けている遺産を旅程に合わせて辿って行く。
チェコの首都プラハは14世紀カルレ4世のもとで黄金時代を迎えた。プラハのシンボルであるプラハ城はその頃に完成。歴史地区には仕掛け時計が有名な旧市街広場、聖人像が並ぶカルレ橋などがある。訪れた時がイースター休暇の時期で各国からの旅行者も多かった。広場ではイースター祭が繰り広げられていた。(写真はタイトル文字をクリック)
プラハ城と聖ヴィート大聖堂:8-13%.JPG カルレ橋から撮影
赤い屋根の家並みが続き、そこかしこにゴシック建築やルネサンス建築の教会や宮殿が立ち並んでいるプラハは美しいだけではない。かつて欧州の中心として栄えたプラハではあるが、ほとんどの時代に他国の侵略を受け近くにあってはナチスドイツそしてソ連からの抑圧を受けてきた。そんなつらい過去を持ちながら民族的な誇りを失わず、連綿と受け継がれて来た本当のヨーロッパが息づいているように思えた。
プラハの南オーストリアとの国境に近い田園の中にある南ボヘミア風バロック様式の漆喰造り農家の世界遺産。中央の広場を囲むように1800年代に作られた農家が並び、ゆっくり見てまわっても15分くらい。