世界遺産 グラーツ
グラーツはウィーンの南西150kmにあり、オーストリア第2の都市で人口25万人、街の中心地区が世界遺産に登録されている。14世紀にハプスブルグ家の都となりその支配の下で文化の華が開いた。
★ 街の中心ハウプト広場
全路面電車が街の中心ハウプト広場で合流し、飲み物や軽食を売るスタンドが並んでいる。この広場に面している市庁舎はグラーツの顔的存在。
市庁舎とハウプト広場1-13%.JPG ←クリック
市街8-13%.JPG ←クリック 広場前の市街地
グラーツ:トラム1-13%.JPG ←クリック 色鮮やかな路面電車
★ 王宮跡に残る二重のらせん階段
グラーツの王宮は現在ほとんど残っておらず1499年に作られた石の階段だけが現存している。階段は二重のらせん状になっており、途中から左右に分かれぐるっとまわってまたひとつになり、再び左右に分かれるという設計。
王宮 合成.JPG ←クリック
二重のらせん階段が残っている王宮跡の建物。写真下左は1499年創建の銘板 右は上から見たらせん階段
★ 城跡と時計塔とアクシデント
難攻不落の城塞だったがナポレオン戦争後に取り払われ現在13世紀に建てられた時計塔だけが残りグラーツのシンボルとなっている。時計塔のある城山公園へのガラス張りのエレベーターにツアー客全員が乗ったところ動かなくなった。レスキュー隊は比較的早く来てくれたがなかなか動かない。その奮闘ぶりがエレベーターのガラス越しに見える。閉じ込められること20〜30分。
当日の行程では、この後列車でウィーンに行くことになっているのでアクシデントのために城山公園へ行くのは断念する羽目になってしまった。
時計塔2-13%.JPG ←クリック
時計塔エレベーター事故にレスキュー隊-13%.JPG ←クリック