ギボウシ


梅雨時には珍しくカラッとした天気が続く。早朝のウォーキングはひんやりとした空気が心地よい。ウチのウッドデッキの下にギボウシが咲き始めた。縁の下に咲いているようなもので誰も見てくれない。いくら猛暑が苦手といってももう少しいいステージをこしらえてやればよかった。


ギボウシのステージは木立の中がいい。先日訪れた藤岡緑化センターでは木立の中に群生し、一斉に日の差し込む方向に向かって首をもたげている姿は壮観だ。花でも人でもそれぞれに、その良さを引き出すステージがあるものだ。強い日光と猛暑を苦手とするギボウシが涼しい木立の中というステージで最大限の魅力を発揮しているように。



松本復興担当相、被災地に向けた放言を考えれば、辞任は当然のことだろう。あんなにも常識をわきまえない人物に国会というステージはふさわしくない。そして一体、民主党のこのドタバタぶりは何なのだろう。被災者に本当に目を向けているのか。そのことを問いかけるのもむなしい気がする。