原発は止めておけば安心か?


夏枯れの庭木の中でひときわ彩を添えるのがサルスベリ百日紅)。といってもウチの庭に咲くそれは痩せこけて貧弱そのもの。丘陵地のウォーキングコースに大きなサルスベリがある。夜明けと同時位にその写真を撮りに行ったら雨が降り出した。真夏の朝、起き抜けのシャワーもまたよきものかな。


丘陵地の畑の土手に植えてあるこのサルスベリ、樹高3mくらいであたり一面をパッと明るくしている。それが、遠目にもよくわかる。約100日間ピンクの花を咲かせるところから「百日紅」。幹がすべすべで、猿も登れないところから「サルスベリ」。


サルスベリってやつは春に咲いていたらこんなにもてはやされないだろう。この程度の美しさの樹木の花はゴマンとある。夏枯れのこの時期だからもてるのだ。植物の世界も生存競争が厳しい。


昨夜静岡県を中心に地震があった。けさの新聞。「浜岡原発は全機が停止しており、地震の影響は出ていない。」といった報道の仕方だ。ちょっと待てよ。原発は停止していたから地震があっても影響がなかった。と言わんばかりの報道の仕方だ。

 
福島原発でそうであったように、原発は運転中であろうが停止中であろうがバックアップ電源を失ったら爆発の危険は同じでなかったか? 運転停止中でも貯蔵プールには使用済みの核燃料棒のほか定期点検のために原子炉の中から取り出された使用中の核燃料棒も入れられて冷却をしてるのだ。


原発は止めておけば安心」という誤った先入観がマスコミをはじめとして国民の間に蔓延しているのか?それとも、自分の認識違いか? どうも、よくわからん。