十五夜


きのうは旧暦の8月15日。「十五夜」だ。新聞によると「十五夜」にいつも満月が見られるとは限らないようだが、きのうは6年ぶりにぴったりの満月だったらしい。昨夜、ウチから撮った満月、確かにまんまるだ。しかし、なんと殺風景なことか。縁側にすすきと月見団子などが飾ってある向こうに満月が・・・。こんな風景が撮りたかったのに。



十五夜」の時分になると、この地域の田んぼでも「実るほどに頭を垂れる稲穂かな」の風景が見られるようになる。稲穂は実れば実るほど、重みで穂先を垂れ、頭を下げて行く。 力がついて、成功している時こそ、謙虚に生きていきなさい、という戒めだ。


経産相、農協出身だから「実るほどに・・・」の例えは、分かりすぎるほどわかっているはずだ。今、日本の置かれている立場からいえば、大臣になったら即戦力になって働いてもらわねばならない。実務の勉強以前の精神教育などしてもらっている余裕などないのだ。平時だったら、辞任まで及ばないかもしれない。今は国の一大事、首のすげ替えは止むを得ないだろう。

※ 9/14(水) 9/15(木) 日記お休み