落合監督


この秋一番の冷え込み。乗鞍では氷が張ったとか。日の出直後の豊田・宮上の逢妻川の堤防は彼岸花を眺めながらのウォーキング人で賑わっていた。大半がジャンパーを着込んでいる。台風一過、空は青く澄み渡り大気や日射しのさらりとした感触。すっかり秋だ。彼岸花に木犀の薫りが漂えば秋本番だろうが、まだちょっと早い。




きょう23日は彼岸の中日、秋分の日。球団史上初のリーグ連覇が悲願の中日。その悲願達成を目前にして、彼岸の前日に落合監督の退任が決まった。ちょっと唐突の感がする。しかし、落合シンパのスタッフの今後の去就のことを考えると、発表がこの時期になることもやむを得ない一面もある。日ハム梨田監督の退任が先日発表された例もある。


後任が高木守道氏、これも意外だ。なにせ、70歳だ。ドラゴンズOBで誰かいなかったか?大島(康)、谷沢、田尾などもっと若いのがいるのに。ただ、立浪はまだ早すぎる。前任者の成績があまりにも良すぎる。引き受けにくいだろう。前任の落合監督が7年連続Aクラスに入り、3度のリーグ優勝、07年には日本一に輝いた。


高木氏は監督代行、監督時代あまり評判は良くなかった。ドラゴンズOB会の会長ということでババを引いたということだろう。後任のなり手がなかなかいないほど落合監督の手腕は偉大だったということだろう。マスコミ受けはあまり良くなかったが。職人とは、こんなものだ。