落合監督 その2


彼岸も過ぎたといっても昼間は半そででないと暑いくらいだ。グラウンドゴルフに興じる地面の照り返しはまだきつい。早朝ウォーキングしていると時折紅葉した木が目につく。柿畑で柿の木が赤茶けた色に変わっているのは病気だからということは推測できる。この写真の木はそうでもない。気の早い木の紅葉だろうか?それとも病気だろうか?常緑樹の木が多い中にたった1本だけこんな木があったので、ついカメラにおさめた。


1953年生まれの中日落合、日ハム梨田両監督がシーズン中のほとんど同じ時期に今シーズン限りの退任表明して日ハムは連敗が続き2位の座も危なくなっている。一方の中日はヤクルト4連戦で3連勝するなどして逆転優勝の芽すら出てきた。監督の早い時期での退任表明が選手のモチペーションの明暗をわけたのではないだろうか。


中日の選手達には8年に渡る落合イズムが浸透して自分の果たすべき役割を心得ているから監督の退任表明があっても動揺することなく、却ってモチペーションが上がったといえるのではないだろうか?日ハムは中日ほど監督のめざす野球が選手に浸透してないということでは・・・。
                                          


金を使って他球団の主力選手を集めながら勝てない球団がある一方、就任当初の落合監督は、「既存の選手が10%力を上げれば勝てる」として無駄な補強をしなかった。そして、結果を出した。勝負の世界といえども、プロ野球の世界では保守的な面がある。落合監督も中日球団からすれば所詮”外様”。荒野のガンマンのように一仕事を終えたら、さすらいの旅に出て新天地でまた一仕事。プロ野球を面白くしてほしい。

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