神社のこと


10月の声を聞いて、朝のウォーキング中に吹き渡る風にも気のせいか冷たさが感じられる。雑木林の入り口の大木から”つる”が垂れ下がり赤い実と緑に白い縞模様の実がその冷たさが感じられる風に揺れている。どちらも、真夏の夜に白いレースで作ったような神秘的な花を咲かせるカラスウリとキカラスウリの実だ。赤い方がカラスウリ。緑の方がキカラスウリ。きのうのボケと同様、あの花からはちょっと想像できないような実だ。


サンデー毎日の我が身ながら、今が1年で一番多忙の時期だ。神社の祭礼を10日に控えている。会計を預かっていると、この世界も世相を如実に反映していることがよくわかる。地域の皆さん方からのご寄附で運営している神社の祭礼。ご寄附していただく方の数は増えていてもご寄附の総額は年々減っている。皆さんの財布のヒモが固くなっていることを物語っている。


お金に関することで思い出した。今朝の新聞に出ていた。領収書などの数字の前につける「¥」。日本円を示すマークだ。中国の通貨単位は元(ユアン)で頭文字は「¥」になる。世界第二の経済大国になった中国。「¥」のマークが日本円から中国元の「¥」に取って代わられるようなことがなければいいが・・・・。