安全・安心は自らの手で


きょうも暑からず、寒からずの程よい陽気の貴重な日だ。少々汗ばむなどとぜいたく言ってたらキリがない。屋内に閉じこもって麻雀などやってたらバチがあたりそうだ。これも浮世の付き合いだ。


少々汗ばむ陽気だと言っても、時は着実に刻まれて暦の上では二十四節気霜降。自然界の営みは正直でこの時期になると三好丘バス通りの街路樹のナンキンハゼのうち風通しの良い場所にある木は紅葉を始めた。あと10日か2週間もすれば街路樹すべてが赤く彩られるだろう。


自主防犯クラブで月1回行政区内全940戸にA4判の「自主防犯だより」を配布している。きのうその原稿を書いていてつくづく思った。地域の防犯も国の防衛も”根”は全く同じだ。つまり、日米安保で米国が我が国を守ってくれるからと平和ボケみたいな状態になっているから尖閣諸島竹島北方領土も相手国のやりたい放題だ。自分に限ってそんなことはないとかまさか自分が・・・とかと呑気なことを言っているから空き巣や車上ねらいの犯人たちのやりたい放題になっている。


「地球はひとつ、平和で争いのない世界を築きましょう」とか「みんなで力を合わせて安全・安心な街づくりを」などと女学生みたいなきれいごとを言っていて世界平和や安全・安心の街ができるほど社会は甘くない。自国の平和、自らの身の安全は自国で自分自身でやらなければ誰も守ってくれやしない。


安全・安心の地域づくりには多くの人の目による監視と抑止効果のある防犯グッズ(帽子・チョッキ・腕章)の着用による活動をライフスタイルに合わせて(犬の散歩、ウォーキングなど)行うことが基本。そんなことを書いて現在50数名の会員をもっと増やすPRをしたが果たして入会者がいるかどうか?