立冬


きょう8日は立冬。暦の上では冬入りだ。きのうまでの小春日和から、きょうはこの地方の最高気温も20度を下回ったようだ。暦は正直だ。
毎朝のウォーキングの道すがら目に写る景色は日増しに深まり行く季節を感じさせる。西風になびく白いススキの穂の中で真っ赤に紅葉した
立木。朝日に映えて色鮮やかだ。






一方、昨日までの暖かさでまだ頑張って咲いているいる高砂ユリが随所で見られる。初夏に東名高速の土手一面に数百メートルに渡って咲いていたウツギが何を思ったのかところどころで狂い咲きをしている。暦の上で冬に入ったといえども、このような初夏から夏の花の咲いているのをみると、とてもとても「深まりゆく秋に名残惜しさを・・・」なんていう気分にはなれない。


畑の雑草や落ち葉を燃やしている農家のおじさん。時折燃え上がる炎に手をかざして暖をとっている風景の中に”小さい初冬”を見つけた。


● TPP交渉に参加するか否かが今週中に決まるそうだ。今週末に渡米する首相に合わせて結論を出すということで、賛成・反対両派が意見を戦わせている。まるで、試験前の一夜漬けの勉強みたいのことをして国家の根幹にかかわることが決められていいものか?心配になる。政権が変わったら、手際よく問題解決をするかと思っていたが、以前自民党のやっていたことと何ら変わっていない。