読売の内紛


きょうも小春日和、「旨い日」だ。朝から町内一斉美化の日。側溝にうず高く積もった落ち葉を掃除するのにひと汗かく。ウォーキングの際に失敬してきた真っ赤なカラスウリの実、オレンジ色のトケイソウの実。小さなケーキの箱に敷き詰めた掃除のときに拾った落ち葉の中に詰め込むと”秋の詰まった宝石箱”になる。誰も褒めてくれないから自画自賛しよう。




読売・巨人軍の内紛がニュースになっている。ナベツネ氏、清武代表どっちもどっち。大人げないというのが率直な感想だ。普通のサラリーマンだったら自分の会社の恥さらしをわざわざ記者会見まで開いてしないだろう。読売の新聞記者あがりの清武代表だからできただろう。それにしても、なぜ文科省で会見を開いたのか? 言ってみれば、たかが一民間会社の内紛。NHKまでもがニュースで大々的に取り上げている。それだけ、巨人軍は人気があり国民の関心事と言ってしまえばそうかもしれないが・・・。


マスコミは事実だけの報道であまり論評は加えてないようだ。同業の会社の内紛は報道しにくいだろう。今週発売の週刊誌はかなり強烈なことを書きたてるのではないだろうか?なにせ、一方の当事者渡辺恒雄氏は、自民党民主党の大連立を画策して当時の福田首相民主党の小沢代表を引き合わせようとするほどの大物だ。


アンチ読売巨人の自分はこんな穿った見方もしたくなる。読売の陰謀だ。忘れもしない。昭和49年与那嶺監督率いる中日ドラゴンズは巨人の10連覇を阻止した。中日の優勝が決まった日に巨人は長嶋茂雄の引退を発表した。翌日のスポーツ紙の一面は長嶋引退の記事一色になり中日優勝は脇に追いやられた。


今回の読売内紛は12日から始まる日本シリーズソフトバンク対中日の前日11日に記者会見が行われた。そして、12日夜に反論の談話発表。それに対して再反論の発表と続く。日本シリーズはまったくカヤの外の巨人。期間中はスポーツ紙から巨人の活字がなくなる。日本シリーズ中内紛のゴタゴタでもいいから巨人の活字を消したくない読売の悪あがきではないだろうか。悔しかったら強くなれよ。