女郎蜘蛛


気圧配置が冬型になったようだ。天気は晴れても四つ池から吹き上げてくる風が冷たい。いよいよ冬が近づいてきた感じだ。庭仕事をしているとやたら蜘蛛が目につく。3〜4匹見つけた。ネットで調べたら女郎蜘蛛だった。ついでにこんなことが書いてあった。11月頃木の幹、家の壁、葉の裏に卵を産み付けて親蜘蛛は冬には死んでゆく。胴体だけで5cm近くあるこの女郎蜘蛛も餌食となった昆虫の残骸を周りにいっぱい残してこれから産卵するのか、それとも死に場所探しに行くのか? そんなことを考えると、ゴキブリや蛇・トカゲと並んで不快感を抱く動物のひとつでもあるこの昆虫にも哀れを催さずにはいられない。 そういえば、女郎蜘蛛はオスでも女郎蜘蛛というのか調べるのを忘れた。



ピョンヤンでW杯サッカーアジア予選、対北朝鮮戦。いくら国交のない国といっても日本からのサポーターを150人に制限するなんていうことは酷すぎる。スポーツに国境はない。FIFAはこういうことを改善させる権限があるはずだ。FIFAの指導を拒否するなら脱退させればいい。善良な市民を拉致して人質にする国。まるで、蜘蛛が糸を張って昆虫を餌食にするのと変わりない。そして、世界の鼻つまみ者。


ところが、意外や、意外。蜘蛛は鼻つまみ者どころか、益虫らしい。ハエや蚊、ゴキブリなどを退治する。蜘蛛の種類は全国で1,400〜1,500種あるらしい。愛知県は530種あって全国1とか。蜘蛛を見直した。北朝鮮も最近6ヶ国協議に活路を見出すために、米韓両国に働きかけるのに最も動かしやすい日本に揺さぶりをかけてきているようだ。横田めぐみさんの消息を流したりして・・・。蜘蛛みたいに意外や、意外といった展開になればいいが、この国だけはそんな簡単に行くわけがないだろう。拉致被害者の家族の方の心中察して余りあるものがある。