落ち葉掃除考


きょうは穏やかに晴れたが、このところの冬型の気圧配置の天気で公民館の落ち葉掃除が難儀な仕事だ。地域の有志7人が当番制で公民館の管理のボランティアをやっている。落ち葉に対する感覚がメンバー7人の70年以上の人生経験を物語っているようで興味深い。




まず、街育ちと田舎育ちで感覚が違う。前者は積もったり、舞い散る落ち葉にむしろ風情を感じる。後者は一種のごみの感覚だ。人それぞれの性格の違いによるところも多分にあるが、前者あるいは男性はとめどもなく散ってくる落ち葉を掃除したって・・・という感覚だ。後者あるいは女性は親やうるさい姑に躾けられたことが身に沁みついて、葉っぱ一枚たりとも構内に落ちていては・・・という感覚になる。




たかが落ち葉の掃除、されど・・・。ボランティアのリーダーは互いに不平不満が出ないように調整しているうちにこんな落ち葉掃除考に至った。