深まり行く秋

きのう同様雲が広がる天気。薄日が差し風もなく穏やかな一日。3m近くも伸びたグミの木の剪定をしてひと汗かくほどの陽気だ。四つ池から吹き上げてくる風もないこんな日は伸び放題の木々の剪定するにはうってつけだ。今月に入って5本の木を剪定した。何の技術も持たず、ただ伸びた枝を切るだけだが、こうしたことがあと何年できるだろうかと不安がよぎる。

      

剪定をしながら眺める四つ池の景色もこの2週間ほどの間にずいぶん秋らしくなった。水面に写る対岸のカラフルな住宅の色は変わらなくても、池の周囲の木々は緑一色だったものが黄から赤茶けた色が基調になってきた。この2週間の間に車のウィンドウガラスが凍るような日もあったから当然と言えば当然だけど・・・。


あさってからは12月。この四つ池から肌を刺すような風が吹き上げてくる日々も近い。木々は紅葉し、あるいは枯れて侘しさも募る。秋の深まりは名残惜しさがともなう。厳しい冬に入る前の最後の安らぎを覚えるからだろう。