TPO


冷たい北風で晴れたり曇ったりの肌寒い年の瀬の日曜日。考えてみれば、年内に日曜はあと1回だけだ。夫婦揃って終日家にいるなんて何ヶ月ぶりのことか!自分のPCがご機嫌ナナメで動かず。カミさんのPCが空くのを待ちながら年賀状やら日記。こんなことなら、麻雀の誘いを断らなければよかった。夫婦が朝から晩まで鼻突き合わせているとロクなことがない。


きのうの中日一面にミッドランドスクエアの窓に浮かび上がったクリスマスツリーの写真が載っていた。クリスマスまでもう1週間を切った。隣のお宅と相談して今年はクリスマスイルミネーションをやめることにした。理由は震災のこともあるが、一番はトシとって面倒くさくなったということのようだ。そこで、せめてクリスマスリースだけでもときのうカミさんが玄関ドアの取り付けた。わが家庭も信じる神をTPOで使い分ける典型的な日本の家族だ。


TPO(時・場所・場合)で使い分けるといえば、今盛んに論じられている社会保障と税の一体改革。年金や医療の問題をTPOでつぎはぎだらけの改善をしても問題解決策はないと思う。まだ高速道路がなかった時代につくった車で今の高速道路を突っ走るようなものだ。いくら安全運転の野田さんでも車がもたない。今の高速道路(人口構成・経済情勢など)に耐える車(制度)に作り代えなければ、車に乗っている国民がたまらんわ。