司令塔不在


氷点下の朝、肌を刺すような冷たい風。今シーズン最強の寒波らしい。こんな冷たい風もご近所さんと”みんなで歩けば寒くない”。明け方に雪がちらついたようだ。田んぼのトラクターのタイヤ痕にできた水溜りに張った氷の上に塩か砂糖でもまぶしたような粉雪が解けることもなく残っている。


先週の木曜、自主防犯クラブの役員会。悠学カレッジの施設見学が長引いたのでほとんど会議が終わる時間にやっと出席。それでも、会議の議事録と広報紙が自分の役目なので会議が終わって内容のあらましを聞いて議事録を作って翌日には出席者に配った。


仲良しクラブに毛の生えたような50数名の会員の任意団体。その役員会でさえ議事録を作って役員が問題点を共有して会の運営をしている。ところが、先日のテレビの報道で驚いた。東電の福島第一原発事故後に立ち上げられた政府の「原子力災害対策本部」の会議の議論を議事録として残してなかったことが明らかになったのだ。


これも平和ボケか。危機管理の甘さか。発足当時の総理は市民団体出身で攻撃することは一流でも組織のガードは甘いのか。いずれにせよ、司令塔不在が生んだお粗末極まりない大チョンボだ。


米 最強寒波に追い立てられて平均最高気温32度、同じく最低気温23度の地へ逃げて行くので、明日から来月3日まで日記はお休み。