中電施設見学会


予報どおり週末寒波だ。風邪気味の身にはこの寒さはこたえる。行政区が募集した中部電力の施設見学会に参加した。親子連れを含めて40人が中電がチャーターしたバスで三重県の川越火力発電所武豊のメガソーラーたけとよを見学した。写真は名古屋ドーム3個分の広さに約4万枚のソーラーパネルを敷き詰めたメガソーラーたけとよ。バックは碧南火力発電所


バスの中で10分間ほどのビデオが放映された。浜岡原発は安全な構造になっていると言う説明と、津波対策で防波堤をさらに高くする工事やら、バックアップ電源対策を12月までには完了するといった内容だった。国権により停止された浜岡原発、再稼動できると言う保証もないのに何十億、何百億と費用をかけての改良工事だ。再稼動しなかったら一体誰が責任を取るだろう?


見学した各施設のPRコーナーには必ず「オール電化」の宣伝リーフレットが並んでいた。節電のPRの一方でガスをやめて電気を使えとは何事か?見学を終えてのアンケートの意見欄に書いておいた。


そもそも、こうした施設見学会の意図は何だろう?いわゆる地元対策と推測される。わが行政区には27万ボルトの高圧線が通っている。鉄塔のメンテナンスが頻繁に行われ地元に迷惑がかかっている。そんなことだろう。バスに乗って昼飯付で施設見学させてもらっても、この費用が電気料金の原価計算に入っていると思うと中電さんに感謝する気にもなれなかった。