啓蟄


きのうからの雨が依然として降り続く一日。きょう5日は二十四節気啓蟄。土の中の虫が春の暖かさを感じ地表に這い出る時季とされる。冬の間農作業から離れていた農家の人達が「さぁ、働くぞ」と意気込み始めることにも通じるのではないだろうか?農家の方もこの雨では肩すかしをくらっただろう。


かくいうサンデー毎日族も意気込んでいたグラウンドゴルフに肩すかし。さりとて、麻雀のメンバーも不成立。「晴球雨雀」ともならず。かくして啓蟄の日に日がな一日蟄居(ちっきょ)することとなった。「啓蟄」に対してまことに失礼なことをした。


ウチの梅の蕾はまだ固いようだ。一雨ごとに気温が上がって行くから、それに備えて水分をしっかりと蓄えておこうと必死に雨だれにしがみついている姿に映る。いわば、”開花の苦しみ”だろう。雨だれの中に収まったマイホームが、いとをかし。