花鳥風月 春モード


青空に光り輝く春の陽射し。それもそのはず、あさって17日はもう彼岸の入り。それにしては、彼岸とは名のみ、風の寒さや。春を告げる植物のひとつ、ネコヤナギが「あざぶの丘公園」の水ぬるむ池との表現にはまだちょっと早い水辺でうすい銀色の花穂をつけ始めた。遠目には銀色だが、アップで写してみるとこんな色だ。うすいピンクの花穂に細い銀色の毛がついている感じだ。


先週の木曜のグラウンドゴルフの最中に姿は見えないがウグイスが盛んに春を呼び込んでいた。きょうもまた春を呼び込む声がどこからともなく聞こえてきた。ウグイスは捕獲して泣き声を競わせる「鶯合わせ」などをするより、やはり「野の鳥は野に」置いてどこからともなく鳴き声が聞こえてくる風情がいい




月曜から長女夫婦に誘われ”讃岐うどん食べ歩き”に行って来た。その道すがら鳴門のうず潮のダイナミックな景観を楽しんだ。何年か前に観潮船から見たことはあるが、大鳴門橋下部に造られた海面からの高さ45m、長さ450mの「渦の道」からは初めてだった。1ヶ月に2回ある大潮の中でも春の大潮の時が最もよい渦潮観測時季らしい。それが、今年は3月13日だった。春の大潮を機に「鳴門春の渦まつり」が1ヶ月間行われる。鳴門では3月の大潮が春を呼び込んでいる。


花鳥風月、万物が春モードにシフトし始めた感じだ。