暑さ寒さ彼岸まで


近来にない寒い春分だ。けさの最低気温は0度1分とラジオで伝えていた。最近の春分の日の様子はどうだったかとクマさんの日記のバックナンバーを紐解いてみた。去年’11年「雨が上がって暖かな日。ウチの梅は散った。黄色い花のミモザが大きく風に揺れている」。’10年「サイパン滞在」。’09年「藤岡・緑化センター季節の花めぐり、ユキヤナギ満開。同所のソメイヨシノ標準木で桜の開花宣言」。うぅ〜ん、今年の春分は異常か、それともよくあることだろうか?




「暑さ寒さも彼岸まで」、これが本当なのか検証したものはないだろうかとネット検索した。あった。「寒さ」のケース。「寒さ」の定義。朝晩の気温が5℃を下回るとき、また、昼間の気温が10℃を下回るときを、「寒い」とする。そして、実際に彼岸が明けた後に、このような寒さが頻繁にやってくるのかどうかを調べた結果。

★彼岸明け以降の「寒い日」の数(過去10年の平均)
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    朝晩の寒さ  昼間の寒さ
東京    3.3日     0.9日
大阪    3.7日     0.6日
       (便宜上、彼岸明けは3/24とした)


こうしてみると彼岸明けも、朝晩の冷え込みの強い日は、3,4日あるのが当たり前、ということになる。また、昼間も真冬を思い出せるほどの寒さが、一日くらいはある年が多いようだ。「暑さ寒さも彼岸まで」は、言葉通りなのかと思っていたが、意外に多かった。、





寒いの、暖かいの言ったところで暦の上では春がやってきた。きょうから畑仕事も始動だ。ジャガイモを植えた。畑にも随分雑草が増えてきた。ホトケノザなどに混じってスミレが咲いている。可憐なスミレだけは残しておいてやりたいが、そんな仕分けなど面倒でやっておれない。鍬で一網打尽だ。せめてもの罪滅ぼしに遺影を残した。。