案の定


案の定、朝から予報どおりの雨。桜が咲くと必ずといっていいほど雨が降る。「花の雨」だ。きょうの日中の雨くらいだったらほぼ満開になった四つ池公園の桜も雨に洗われた若緑の柳とのコラボレーションが実に鮮やかだ。先週の春の嵐のような風雨になれば花は散ってしまうので「花の雨」には桜を惜しむ気持ちが込められているだろう。なんとなくわかる気がする。いずれにせよ、雨に濡れた桜の情緒はひとしおだ。





案の定、鳩山さんへ「春の嵐」ならぬ「ブーイングの嵐」だ。先週の土曜のカキコで心配していたことが現実のもとなった。洒落にもならない。いらんイラン訪問だった。帰国してみれば、イラン政府に抗議するはめになった自身の失態をはじめ無用な混乱をもたらしただけだった。国会での参考人招致まで取沙汰されている。


けさの朝日新聞天声人語にこんな川柳が引き合いに出されていた。                          
「口害が糞(フン)害よりもひどい鳩」

日本国内では「宇宙人」でも国際的には元首相の肩書きは軽くない。「元首相の」肩書きはどうやっても拭い切れるものでない。党の外交顧問の肩書きは任命した野田首相の手で拭ってもらおう。