色々なこと


きのうときょうで5月の天気の二つの顔を見た。きのうは「風薫る新緑の季節」の顔。きょうは「メイストーム」、5月の嵐の顔だ。低気圧が発達しながら日本海を通過する現象で、全国的に荒れ模様になる。午後には雷がゴロゴロ、テレビでは三重県に竜巻注意報を流していた。夕方には青空が。目まぐるしく変わった今日の天気。ウォーキングの道すがら、本来なら秋に咲くはずのキャッツテールが雑草地に姿を現した。天気がヘンなら野に咲く花もヘンだ。


この大型連休中、登山での遭難者が8名も出た。毎年毎年よくもまぁ繰り返すことだ。「地上は初夏でも山上は真冬」こんなことが何度でも繰り返し言われているのに遭難事故は減ることがない。近年は特に高年者の遭難が多い。今回の遭難者もすべて高年者だ。総人口に対して占める割合が増え続けているから目立つかもしれない。勤労者はまとまった休みが取れるからこの時期を狙うだろうが、サンデー毎日の高年者は混み合うこの時期にどうして行くのだろう?他人が出歩く時に自分も出歩かないと世間から取り残されるとでも思っているのでは?



高年者の交通事故や孤立死が社会問題化しているのと同じように、レジャー事故までもが社会問題化したら社会の厄介者になりかねない。さぁ 明日からは世の中動き出す。休みの間、蟄居していたクマさんも動き出すか!