大型連休終わる


暦の上では「立夏」が過ぎて2日も経ったというのに、けさはしまい込んだストーブをまた引っ張り出したほどの肌寒さ。本来なら半そで姿でもよさそうなグラウンドゴルフも誰一人として半そで姿が見当たらないほどだ。庭のラベンダーの花茎の先端に小さな紫色の花が穂状に咲き始めたがきのう、きょうの異常気象のせいか一時休息の様相だ。




関越自動車道のツアーバスの惨事で始まったこの大型連休、最終日の6日は茨城・つくば市などを竜巻が直撃。4日から5日にかけては北アルプスで吹雪による遭難。ドラゴンズも安全牌ベイスターズにまさかの3連敗同然の2敗1分。家族揃って横浜まで応援に行った孫がおかんむりだった。蟄居していた自分には風薫る、風光るなどと形容される5月らしい日もあった。社会全体から見れば、行楽に背く事故・災害の週間だった。



さて、連休明けのきょうからは国会では問責決議の後始末と消費税の審議、そして小沢元代表の処分解除をめぐる民主党内の論議が始まる。国会の先生方、論議の始まる前に与野党ともに唱和して下さい。「コミュニケーションとは、考えを異にする者同士が相手の意見に耳を傾け、それを尊重し、そして自らを高めてゆくことである。人と人がつながりあうために、ことばは生まれたのだ」と。