昼顔

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台風一過の青空を期待していた今朝、目覚めたらどんよりとした曇り空。昨夜この地方を通過した台風4号に続いて5号が接近しているからのようだ。庭の背丈1m半くらいのレースフラワーが風で全部倒れてしまった。台風の被害といえばこれくらいだ。その点、丘陵地の雑草群はちょっとやそっとの台風ではへこたれない。雑草地のヒルガオが普段と変わらない表情で咲いているのではないか。明日は夏至で昼間の時間が一番長い時季。勤務時間が長くてご苦労さんだ。                 


昼顔といえば、50年近く前のカトリーヌドヌーヴ主演の映画「昼顔」を思い出してしまう。貞淑な外科医の妻が昼の顔は娼婦で輝いているところからの題名だ。この逆が東電OL殺人事件のOL。昼の顔は4大出のエリート幹部社員の彼女、夜の顔は娼婦。この殺人犯として客のネパール人が捕まったが先日再審請求が認められた記憶に新しいあの事件だ。ヒルガオが昼顔になるだけでイメージするものがこんなに変わってくる。



オリエント急行終着駅跡.JPG 直←クリック
きのうの中日夕刊「こちら編集委員室」。編集委員氏は英映画007シリーズ第2作「危機一髪」がイスタンブールを舞台にしていたのを見て憧れの街になっていた。ベリーダンスや地下宮殿、オリエント急行の駅などの場面が登場したらしい。先日同市を訪れた彼氏。エジプシャンバザールを訪れたらガイドが007「スカイフォール」のロケをしたばかりだと教えてくれた。半世紀を経ても007とは縁のある街だ。


それだけでなく、経済新興国として成長著しいトルコ、その最大の近代都市イスタンブールは2020年夏の五輪開催地候補としてマドリード以上に東京のライバルとなるだろうと結んでいた。つい一月前に訪れたトルコ、そして記事の中に馴染みの地名や場所が出てくると何だかうれしくなる。007「危機一髪」の舞台とは知らなかった。確か見たと思うが、ボンドガールやスーパーカーに気をとられて見落としたかな?