夏にご用心


台風10号の影響で、午前中は日射しも強いが風も強く午後にはスコールも。まるでハワイにいるような天候。10日ほど前に訪れた三好丘駅北にある谷戸の蓮田の様子うかがいに行った。一見蜂の巣のように見える花托だけになっているハスの数が増えて咲いている花の数が減っている。農家の方がいて話が聞けた。


ハスの花の寿命は4日間。開花1日目の花びらは「とっくり型」、2日目は「おわん型」に、3日目は「さら型」に開き満開になる。(写真左)色あせした花びらは散りはじめ、4日目を迎える。そして 花托(かたく)だけが残る。成長した花托は緑色(写真右下。去年撮影)になり、茶褐色の果托に成長し、蜂の巣状の穴の中にある実も、熟して黒色に変色する。 成熟したハスの実は蓮池に落ち、池の底で根茎(こんけい・蓮根)となり、再び、ハスの花を咲かせる。とのこと。 大変わかりやすい説明だった。



この蓮田へ行く途中、駅近くのバス停で老女が頭にタオルをかけうずくまっていた。通りがかりの人か、それとも同伴者か、日傘をさして体を支えていた。救急車が来て手際よく搬送していった。


このところ連日高温注意情報が出される中、全国の熱中症による救急搬送が1週間で8千人を超えたという。その間死者も16人出ていると、先日テレビで報じていた。搬送された人の半数近くは65歳以上の高齢者だという。65歳の人は25歳の人に比べ汗をかき始める気温が3度高く、体温上昇も最大4倍になるという。



きょうから8月。まだまだ暑さは続く。熱中症で救急搬送される老女を目の当たりにした。自分も65歳以上だということを自覚して、あすのグラウンドゴルフからは水分、塩分補給に工夫をこらそう。