夏から秋への序曲 立秋
昨夜は多治見で高校の同窓会の反省会兼暑気払い。暑さ日本一の街も夕方の雷雨で暑気払いも不要なほどの涼しさ。暑気払いの効果大で一夜明ければ暦の上では立秋だ。
夜明けとともに夏空が広がる。夏至から一月半も経って、夏から秋への序曲がそこかしこで感じられる。まづは空の変化だ。空が少しづつ高く感ずるようになった。太陽の位置が日に日に低くなり日の出の時の日脚が日に日に長くなった。 きょう8月7日は二十四節気のひとつ立秋だ。暦の上ではもう秋だ。
「秋來ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかされぬる」 藤原敏行 秋になった兆しは、まだ目に見えないが、鳴る風の音の中にその気配を感じてはっとした。夏から秋への序曲は風の気配にも感じられる。けさの日の出前、三好丘の丘陵に吹き渡る風は立秋の朝という先入観があるせいなのか、どことなく秋の序曲を感じさせられる。
丘陵地の雑草の中に花径5cmほどのブルーのアサガオ、アメリカアサガオがちらほらと姿を現してきた。野に咲く花も「夏の野の花」図鑑に掲載されているものから「秋の野の花」へと移ってきたところに夏から秋への序曲を感じる、
とはいえ、真夏の風物詩夏の甲子園高校野球はあした8日からだ。真夏の風物詩と夏から秋への序曲がまだら模様に交差しながら季節は着実に秋分に向かって進んでいる。