ひまわりと原爆忌


雲が広がり強烈な日差しはなく真夏日のレベルの一日。夕方からは厚い雲に覆われ今にも降り出しそう。週末は雨マークだ。三好丘丘陵地のひまわり畑、どこもかしこも例年と比べヒマワリの勢いがない。元気さがない。天候の加減か、それとも農家の方のケアーが足りなかったのか?                                    


きのう8月9日は長崎の原爆記念日。記念式典は被爆者の合唱団「ひまわり」の歌で始まり、そのメンバーの胸には黄色の大輪が咲いていた。この花、「脱原発」の集会でも馴染みの花であるらしい。長崎市長は平和宣言で原発事故に触れたようだ。広島市長も先の宣言で「市民の暮らしと安全を守るエネルギー政策」を求めたようだ。             


福島は広島、長崎に続く「第3のひばく地」には違いない。しかし、片や原子力核兵器として作為的に戦争利用された被爆であり、片や原子力の平和利用による不作為の人災ないしは天災である。ミソもクソも一緒にして同じ土俵で語られるのには納得が行かない。



原爆忌には広島も長崎も「戦争と平和」をもっと訴えるべきでないか。両市長とも脱原発運動に迎合しすぎていないだろうか。政府の対応のまずさから、ますます肥大化する脱原発運動。総理が運動家と会うなんていうことをしたら、ますます間違った方向に進むのではないかと危惧する。


自分の意見は浅はかな少数意見かもしれないが、戦争利用も平和利用もミソクソにされているのがどうしても気に入らない。