安全と安心


3日ぶりの氷点下の朝だったとか。日の出時刻が7時前になり、日没時刻が5時過ぎると何となく日射しに眩しさが感じられるようになった。なんて思うのは春への期待感の持ちすぎか?それでも、温室に閉じ込められたカランコエの花が咲き始めた。


ボランティアをしている自主防犯クラブで毎月各戸に配る会報の資料をまとめていてふと感じた。昨年平成24年の愛知県の犯罪発生件数は
前年23年より11.7%減っている。我が豊田署管内でも平成24年は17%減っている。全国レベルでみても犯罪は10年連続で減り、約30年前の水準に戻った。殺人事件は昨年1年間で1030件で戦後最少らしい。こうしてみると、日本は安全な社会を取り戻しつつあるようにもみえる。だが、事件のニュースは依然目立ち、治安の良さを実感する人は少なかろう



客観的事実としての「安全」と、個々人の気持ちによる「安心」とは別物ということだろう。今は、安全のわりには安心できない時代といえようか。

自らの街、自らの財産、自らの手で守らなければ誰が守ってくれる? 自らの手で守って「安心」が得られる。